2014年8月4日月曜日

温故知新

私が本格的に曲作りを始めたのは音大に入学してからの事なのだけど、
産まれて初めて曲を作ったのは小学六年生の時に遡ります。
ちなみに初めて人前で歌ったのも、キーボードを買ってもらったのも、歌手の道を志すようになったのもこの頃。
楽譜の読み書きは勿論の事コードのコの字すら知らない頃で、キーボードでそれっぽい和音を見つけてはノートにドミソ〜〜〜ソシレ〜〜〜と書き留めてあるだけなのだけど、意外にも曲として成り立っていて中々面白いのです。
(ちなみに卒業をテーマにした小っ恥ずかしい歌詞もついていました)

その後中学校へ進学し、楽天ブログに自作の歌詞(メロディはついてないので歌詞とは名ばかりのただのポエム)を掲載するという黒歴史を経て、
初めて自作の曲を人前で披露した高校三年生!

器楽という選択授業で結成したバンドの皆とコードを組みブリグリみたいなアレンジをつけさあ残すは歌詞のみという段階で、不特定多数の人間に自作のポエムを見せびらかしていた過去はどこ吹く風、歌詞を書くという行為に羞恥を感じていた私は悩んだ末に、

「ああ〜〜温故知新〜〜〜
利害得失〜〜〜ああ〜〜〜♬」

みたいな感じでひたすら四字熟語を当てはめただけのカオスな楽曲が完成したのでありました。

(笑)


何でこんな事を急に語り始めたのかというと、曲作りに煮詰まって良いネタを探そうと思いiPhoneのボイスメモを遡っていたら、もー本当に聴くに耐えないような音源を山程発掘してしまったのです。
でもその音源たちを聴いて気付いたのは、ほんの少しずつではあるけれど、日々着実に成長を遂げているのだという事。
過去の自分に背中を押してもらえたような気持ちです。

22歳、ミュージシャンとしては決して若くない年齢だし、他人に誇れる経歴なんぞこれっぽっちも無い私だけど、相変わらず苦しい毎日の中で、未来の自分には今後も沢山恥ずかしい思いをしてもらうべく、頑張らなくてはと決意を新たにした夜なのでした。


明日はバイトに撮影だ!
良い一日になりますように。♬

0 件のコメント:

コメントを投稿